サイクリングとダンスの違い


サイクリングとダンスの違い

サイクリングの魅力は何といっても「上り坂の苦しみと下り坂の快感」だと思います。私は子供この頃、とても危険な遊びにはまっていました。友人らと自転車を押して上り坂を歩いて登ります(ペダルを漕いで登る程の体力はまだありませんでした)。坂を登りきると自転車にまたがり、坂道を一気に下ります。そしてブレーキをかけることなく十字路を突っ切り、ペダルをこがずにどこまで進むかを競うのです。

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本当に危険極まりない遊びでした。しかし、その頃は「危険だけどやめられない」という感覚ではなく、ただ楽しいだけでした。そしてとても爽快だったのです。幸い田舎で交通量の少ない道路でしたので、私も友人も、一度も事故に遭うことはありませんでしたが、今でもその道を通るとあの頃の遊びを思い出し、戦慄を覚えます。さて、大人になってからは、毎年夏休みには家族で軽井沢へ行きます。車のトランクに折りたたみ自転車を乗せてホテルに行き、車をホテルの駐車場に置いてサイクリングをするのです。

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一方、ダンスは踊る場所さえ気をつければ危険ということはありません。もちろん、無理をして激しい動きをとって怪我をしてしまうこともあるかもしれませんが、それはある程度のレベルに達した人の悩みでしょう。下半身の力というよりは、体全体を使った動きなので、バランスのとれた体づくりに最適な運動なのではないでしょうか。

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軽井沢の夏は非常に混んでいるので、車よりも自転車の方が移動に便利です。避暑地軽井沢と言えども、夏はやはり暑いです。それでも木陰の道に入ると空気がひんやりとしていて、風を切って走るのはとても気持ちがいいです。オシャレなショップやカフェなどを覗きながら気ままに走行します。上り坂がやってくると脇目も振らず一心不乱にペダルを漕ぎます。心の中で「上り坂早く終われ」と叫びながら。

坂を登りきり、やがてやってくるのは下り坂です。これまでも苦労を何倍もの快感に変えてくれる下り坂です。興奮で思わず「ヤッホー」と声が出てしまいます。下り坂があるから、上り坂を頑張れるのです。人生は山あり谷ありと言いますが、それでこそ人生です。サイクリングも上り坂の苦しみと下り坂の快感があるからこそ、楽しいのだと思います。